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あおもり発!地域づくりの新しいかたち「環境公共」画像
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あおもり発!地域づくりの新しいかたち「環境公共」

商品説明
あおもり発!地域づくりの新しいかたち「環境公共」
~五年間(2008~2012)の実践記録~

<青森県農林水産部農村整備課 課長 北林英一郎 編著>
※所属ならびに肩書きは2013年3月まで

5年間にわたり環境公共への実践的取り組みを主管した現役課長が、青森を去る直前に自ら書き上げた渾身のリポート。地域力再生の鍵となる「農・林・水」の連携とは―


 時代の変化に伴い、青森県の農政や土地改良に新しい動きが始まっていた。  
 三村青森県知事により提唱された「攻めの農林水産業」や「環境公共」の取り組みである。
 
 攻めの農林水産業の実現には「水-いのちの源」「人-支える力」「土-育む礎」を据え、未来につなぐ三つの基盤づくりを進めながら、6つの施策を中心に進めることとし、そのひとつとして、安全・安心で優れた農林水産物を生産するため、きれいな水資源を確保することが基本であることから、「山・川・海をつなぐ水循環システムの再生・保全」が位置付けられた。

 さらに、世界遺産「白神山地」「岩木山」「八甲田連峰」を源流とするきれいな水資源や約16万ヘクタールにおよぶ広大で生産力の高い農地、県土の三分の二を占める緑豊かな森林、三方を海に囲まれた豊かな漁場などに恵まれている本県が、「水循環システム」と「食料生産システム」を整えていくことによって、食料の安定供給と環境保全に貢献していくとの考えに基づいて立ち上げたのが「環境公共」であった。

                                       ~「第一章 はじめに」より抜粋 ~


    【 目 次 】

           第一章 はじめに(指久保ダムの完成)

           第二章 環境公共とはなにか

           第三章 地域での実践

           第四章 攻めの農林水産業の実現を目指して

           第五章 環境公共を支える技術

           第六章 おわりに(建設から保全の時代へ)


A5判/133ページ
著者:北林 映一郎 [青森県農林水産部農村整備課 課長(※発行当時)]
発行:(株)建通新聞社
発売日:2013/3/8
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